越後の奇祭・ほだれ祭の真相と深層に迫る

ほだれ祭の告知ポスター

ほだれ祭とは?

ほだれ祭とは、新潟県の中心部に位置する栃尾市南部で行われている伝統的なお祭りで、江戸時代にあったお祭りの原型を1979年より地元の青年団が発展させ今年で38回目を迎えました。はじめた目的は過疎化を防止するためだったそうです。

名前の由来は、穂の先が垂れる「ほだれ」から来ています。「ほだれ」は縁起の良い言葉としても知られていますが、他にも、男性器(=男性器は穂が垂れるような形状であるため)の形から来ているという説もありますが、前者の説が一般的なようです。

住民たちは古くから地域の神様である「ほだれ様」を信仰しており、男性器の形をしたご神体に祈りを捧げて日々の幸せを祈願しています。ご神体の大きさは高さ2メートル弱、重さはなんと「600kg」と言う日本最大のご神体であり、その形状からも予測出来る通り、子宝、安産、農作物の豊作、無病息災、家内安全、商売繁盛などのご利益があるとされています。

ずっと子宝に恵まれなかった夫婦が、ほだれ祭に参加した途端、子供が出来たという事があったため、子宝と安産のために訪れる観光客も多いようです。

当初は小さな村で始まったお祭りだったのですが、時代を重ねるごとにその規模は拡大していき、今では県外からもほだれ様のご利益にあやかろうと観光客が訪れるようになりました。毎年取材で全国各地のカメラマンやメディアの人間も訪れます。外国人観光客からも大変な人気を誇る、日本を代表するお祭りのひとつです。

ユーモアセンスにも長け、外国人観光客はThat’s Crazy!!!と興味を持ってくれるようです。

人口50人弱の集落に、およそ200倍(1000人弱)もの観光客が訪れるわけですから、その熱は言わずもがな説明不要でしょう。

お昼時には、地元の猟師がつかまえたたぬき汁などを食べれたり、この地域ならではの特産物(油揚げやうどんなど)などを堪能する事が出来ます。初嫁の神輿のみならず、大きな杉の木に男性数十人がかりで300㎏のしめ縄を巻いたり、お神酒が一般客に振舞われたり、毎年恒例の「富くじ抽選会」で賑わう大変な盛り上がりを見せるお祭りです。

ほだれ祭の開催日と場所は?

ほだれ祭は毎年、3月の第2日曜日に開催され、場所は、栃木県長岡市来伝の下来伝(しもらいでん)地内のほだれ神社で行われます。車やその他公共交通機関でのアクセスについて、更なる詳細が必要な方は、以下に記載した栃尾観光協会に電話またはメールで連絡してみてください。

・電話番号:0258-51-1195
・メールアドレス:info@tochiokankou.jp

ほだれ祭は子供向けではない?

「ほだれ祭」というキーワードで検索すると、まだ年も若く、初々しい女性たち(初嫁と呼ばれる新婚1年未満の女性たちを神輿にのせ会場内を練り歩くイベント※既婚者じゃなくても参加する事は可能)が、男性器の形をしたご神体にまたがり、地元の住民たちに顔見せを行います。

また、会場内を見渡すと、至る所に、大小様々なご神体が点在しています。ほだれ祭を知らない人が見ると、少し首をかしげるような感は否めません。「越後の奇祭」と呼ばれる所以です。これほど個性的なお祭りは、日本全土を見渡しても思いつきません。

以上の理由から、子供や女性向けではないと考えている方もいらっしゃるのではないかと思いますが、実際にお祭りに足を運んでみると、子供も若い女性もたくさん参加しており、熱気も活気も伝わってくる本物の「お祭り」であり、日本文化として根付いてきた伝統行事である事がご理解いただけるのではないかと思います。地域全体が共鳴しあう「ある種の一体感」のような雰囲気さえ感じます。

地域的に過疎化も進んでいる場所なので、お嫁さんが嫁いでくる事も機会としては決して恵まれているわけではありません。この土地の若い女性は逆に出ていくばかりなので、本当に嬉しそうです。嫁いだ女性たちも歓迎され、大事にされるため双方喜びを分かち合える素晴らしいお祭りなのです。

数々の賞を受賞しているほだれ祭

  • 昭和62年「新潟県自治活動賞」受賞
  • 平成4年「 第1回地域活性化大賞」受賞
  • 平成5年「栃尾市功労賞」表彰
  • 平成13年「美しい新潟の村景観コンテスト文化部門優秀賞」受賞

ほだれ祭は、あらゆる分野の賞を受賞しており、独創的且つ、地域復興にも貢献し、開催時期から美しい雪の景観なども相まって、村景観コンテストも受賞しています。視覚に直接アプローチしてくるこのお祭りは、死ぬまでに一度は経験しておくべきだと思います。

ほだれ祭は、新潟県で行われているお祭りで、男性器の形状に女性たちがまたがり、敷地内を練り歩く事で知られている一風変わった、非常に個性的なお祭りです。その独特なスタイルから、「越後の奇祭」とも呼ばれ、地元住民から果ては外国人観光客まで、絶大な人気を誇るイベント満載のお祭りです。2017年の3月で38回を迎えました。今後も日本文化として続いていって欲しいお祭りですね!

Dr.ディックのワンポイント
Dr.ディック

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