ロイシンは、肝機能改善から疲労回復効果をもたらし、勃起力や精力アップ、早漏防止などに向けてくれる心強い必須アミノ酸です。その他には、ストレスを緩和したり筋肉の成長スイッチをオンにしたりなどの嬉しい効果もあります。
しかし、卵黄やピーナッツなどに含まれているロイシンにそれだけの効果があるのか?サプリメントの副作用は?成分の特徴なども気になったので色々調べてみました。精力減退や増大したい男性にはうってつけの成分なので、ぜひとも参考にして頂きたいと思います。
目次
ロイシンとは
ロイシンは必須アミノ酸の一つで主に筋肉の生成するために必須なことで有名です。筋肉の生成はマッチョになりたい方だけでなく、ダイエットや加齢による筋力低下を防ぐためにも必要なので老若男女問わずに必要なアミノ酸です。
ロイシンを含む食品
ロイシンは、主に次のような食べ物に含まれています。
- 卵黄 1400mg
- 卵の卵黄には、意外に多く含まれているので、1日1個の卵を目指して摂取できるといいですね。
- インゲン豆 1600mg
- インゲン豆にも実は、ロイシンが結構多く含まれているので、毎日の食事に取り入れていきたいですね。
- ピーナッツ 1900mg
- おつまみに最適なピーナッツにも結構多く含まれているので注目です。
- カツオ節 5600mg
- 必須アミノ酸が多く含まれているカツオ節には、断トツで多く含まれています。ふりかけなどにも最適なので食事に取り入れやすいのも特徴です。
※100g当たりに含まれる量です。
このように、いろんな食品に含まれているロイシンは、他の必須アミノ酸と同じく熱に強いので、どのような料理でも成分が壊れにくく毎日の食事に取り入れやすいです。
年齢を重ねた男性にこそ摂取してほしい成分
年齢を重ねるとともに筋肉量は減っていきます。ロイシンは筋肉の生成に不可欠な成分で、加齢に伴って必要な量は増えていきます。さらに肝機能をアップさせる働きもあるため年齢を重ねた男性にとって特に貴重な存在です。
ロイシンに期待できる嬉しい3つの効果
ロイシンに大きく3つの期待できる効果があります。
- 疲労回復や肝機能アップによる精力増強
- mTOR活性化による筋肉の成長効果
- エンドルフィンに似た作用によるストレス緩和効果
必須アミノ酸に見られる疲労回復や肝機能アップ、筋肉強化効果に加えて、精力増強や筋肉の成長効果、ストレス緩和効果があります。精力増強効果では、もちろん、勃起力向上や早漏防止効果などもあります。
ポイントは肝機能アップと疲労回復効果
ロイシンには、肝機能をアップして疲労回復させる効果があります。それにより、疲れやストレスなどで気力や自信を失い、精力が減退している男性を元気にして勃起力向上や早漏防止につなげてくれます。
また、筋力を強化する効果により、筋力ダウンからの疲労を改善する効果もあるので、体力も精神力も精力もみなぎるほどに元気になるのです。
ロイシンがペニス増大に不可欠な理由
ロイシンには筋肉を合成するために欠かすことのできないアミノ酸であることは先ほどご説明した通りですが、ペニスの構成要素、海綿体や血管の修復や維持強化にもこの働きは必要です。
男性らしくあるための筋肉成長とストレス緩和効果
ペニス増大効果の他には、筋肉の成長スイッチをオンにしたり、脳神経に働きかけてストレスを緩和する効果もあります。
ここで、それぞれの効果の特徴をお話しします。
mTORを活性化して筋肉成長スイッチをオンに
歳をとると、筋肉は成長しないと思い込んでいませんか?筋肉を成長させるmTORのスイッチがオンになれば、年齢に関係なく筋肉は成長へと向けていけます。
mTORは日本語で「哺乳類ラパマイシン標的タンパク質」と呼ばれていて、筋肉を作るように体に指令を出すためのスイッチのような働きがあります。そのスイッチを入れるために働く因子は他にもありますが、アミノ酸ではロイシンがそれに当たります。
エンドルフィンのようにストレスを緩和する効果
年齢を重ねると、仕事などでの責任感からストレスも蓄積しやすくなりますね。それが、性欲減退につながっているケースも多いです。
ロイシンは、脳内の神経細胞の伝達物質でもあるエンドルフィンに似た働きで、ストレスを緩和して、精神面からも疲れにくくサポートしてくれます。
服用方法と一日の摂取量の目安
服用のタイミングは、食後の胃腸の働きが活発な時か、激しい運動をする前がオススメです。激しい運動をする45分程度前に服用すると、疲労回復効果により運動時の疲れを軽減できます。これはロイシンが摂取後30分する頃に効果が最も発揮されるからです。また運動直後に摂取すると、損傷した筋肉の修復と補強が同時に行われるため効果的に筋力アップができます。
服用は、1日の摂取量の目安の「体重×36mg」を3回ほどに分けて、水かぬるま湯と一緒に飲みます。例えば、体重が60kgの人なら2100mが一日の目安の摂取量になります。
摂りすぎに注意!ロイシンの副作用
基本的に必須アミノ酸なので、摂取量の目安を大幅にオーバーしなければ副作用が起こる心配はありません。摂取量をオーバーすると、ロイシンの特性により筋肉にブドウ糖や動物性たんぱく質が多く取り込まれすぎて脂肪を溜め込み、肥満になってしまうことがあります。
一緒に取ると効果がアップする成分
一緒に摂ると相乗効果で効率的に精力アップできる成分は、アルギニンです。アルギニンは、非必須アミノ酸なので体内で合成できますが加齢で合成率が下がってきます。すると、アルギニン不足で男性ホルモンの分泌がうまくいかなくなり、勃起力が低下します。
アルギニンと一緒に摂ることで男性ホルモンを促進しながら疲労回復できるので、年齢に負けない勃起力と性欲アップにつながります。
ロイシンを含むサプリメント
2つの成分を同時に摂れるサプリメントで、精力アップに効果的なのは次の2つです。
筆者からのワンポイント
加齢、ストレス、アルコール、食生活の影響で肝臓も疲労していきます。肝臓が疲れると体の中に疲労が蓄積してしまって肉体的にも精神的にも衰えを感じて男性としての自信がなくなってしまいます。そんな時こそ、良質のアミノ酸を補給して肝機能アップに疲労回復効果で、若い頃のような性欲と元気を取り戻しましょう!