「ヨヒンビン」は最近では精力剤や媚薬製品に多く用いられている成分で特に男性は知っている人が多いのではないでしょうか?
世間のイメージとしては男性の精力増強成分という印象が強いヨヒンビンですが、女性にとっても嬉しい効果があるので男女ともに魅力のある成分と言えます。今回はそんな「ヨヒンビン」の基本から相性の良い成分など紹介します。
目次
ヨヒンビンとは
ヨヒンベはあくまでヨヒンビンという成分を含む木の名称で、そのヨヒンベと呼ばれる木から採れる成分がヨヒンビンだけど、混同して使われていることもあるから今回は「ヨヒンビン」としているわ。
日本では塩酸ヨヒンビンは医薬品成分として指定されていて劇物扱いだから、購入は医師の処方などが必要で手軽に手に入る薬ではないから注意が必要よ!(輸入にも制限があるのよ)。
ヨヒンビンに期待できる効果
ヨヒンビンには1だけでなく、いくつかの効果が期待できます。ヨヒンビンに期待できる主な効果は以下の4つが挙げられます。
1. 勃起力を強化する
ヨヒンビンには、簡単に言うと勃起の妨げになる交感神経の働きを遮断し、血管が拡張し勃起しやすい身体の環境作りを手伝ってくれる成分が含まれています。
勃起は興奮状態ではなくリラックスした状態で起きる生理現象であるため、興奮している状態を鎮めることで、自然と勃起力を高めることが出来るということになります。興奮している状態ということはアドレナリンが出ている状態ということですので、状況としては例えばスポーツをしている際などがこれにあたり、服用することでアドレナリンの分泌を抑え、リラックスした状態を作り上げることが可能になります。
また、即効性があるため服用後すぐに勃起力を高める効果が期待できるとされています。さらにヨヒンビンには脂肪を燃焼させる効果もあるため、下半身に流入する血液を増加させることにより勃起力の強化になるといわれています。
ヨヒンビンは「天然バイアグラ」とも呼ばれたりしているため、バイアグラと同じような効果があると思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、ヨヒンビンだけではバイアグラほどの効果はなく、軽度の勃起不全には十分な効果を発揮できると言えますが、重い慢性の勃起不全を治すほどではありません。
2. 心因性EDへ期待できるヨヒンビンの効果
ヨヒンビンの強力な成分は心因性EDの改善にも効果を見込むことができます。心因性EDの原因はストレスやプレッシャーですが、ヨヒンビンの成分により交感神経を抑えることによってリラックスのもとになる副交感神経が優位になるため、心因性EDにも効果が期待できるといわれています。
また、ヨヒンビンにはセロトニンの拮抗作用があるため、分泌量が多すぎると性欲を抑えてしまうセロトニンの分泌を抑え性欲を高めるといわれているドーパミンの働きを促す効果が期待できる点も心因性のEDに効果があると言われるところです。
3. ヨヒンビンが持つ催淫効果
ヨヒンベの樹皮には男女ともに性的興奮が高まり血の巡りが良くなることで感度や性機能が活発化される事から媚薬効果もあるといわれています。その為、媚薬成分としても利用されていることも多いです。
また、上記の心因性EDなどの場合は、ヨヒンビンの催淫効果を利用することで心理的な原因を一時的に排除でき、勃起改善に繋がると考えられています。
4. ダイエットにも効果があると言われるヨヒンビン
ヨヒンベの木から採れる成分ヨヒンビンには脂肪分解・脂肪燃焼の作用があるといわれており、ダイエットにも効果があるとされています。しかしながらあくまで取扱い注意の劇物ですので、気軽にサプリメント感覚で服用してしまうと健康を損なう恐れもありますので注意が必要です。
ヨヒンビンの使用目的として最適なのはやはり、精力増強やペニスの増大・勃起の持続といえます。また重要になるのは服用するタイミングで、脂肪分解・脂肪燃焼の作用は空腹時により良く発揮されるため、満腹時の服用は避けた方が良いでしょう。
ヨヒンビンの摂取について
ヨヒンビンのサプリメントの形状にはいくつかの種類があって、現在メインとなっているのはカプセル状のものね。また、ヨヒンビンは用量によって作用が異なる特殊な物質だから、1度に摂取する量が多ければ多いほど良いって訳じゃないから注意が必要よ。
ヨヒンビンは体重に対して丁度良い摂取量であれば勃起力強化として、その強力な成分が良い方向に働きますが、摂取量が多すぎると逆に射精を抑制してしまい、強力な成分が悪い方向に働いてしまうため用量を守った服用が必要です。
服用する際の目安としては、体重1kgあたりで10~100ugの低用量といわれており、もし体重1kgあたり1mg以上を摂取してしまうと上記のように射精を抑制してしまうということが分かっていますので、服用時は用量を守るよう注意が必要です。
また、安全に使える1日の摂取量の目安を超えると危険性が高まるため、それぞれの摂取量を必ず守りましょう。
ヨヒンビンは高血圧や睡眠不足で服用すると勃起力アップ・精力強化効果の恩恵を受けることが出来ないどころか健康に悪い結果になってしまう可能性があるから、そういった面でも「ここぞ!」という時に勃起力アップを狙いたいのであれば用法・用量をきちんと守って服用してちょうだい。
ヨヒンベでは500mg、ヨヒンビンでは5mgが安全で効果的な1日の摂取目安量です。摂りすぎると重篤な状態に陥ることもあるとのことなので注意してください。
ヨヒンビンと相性の良い成分・製品
ヨヒンビンの性欲を高める効果、催淫効果はバイアグラのジェネリックとしてしっかりと効果もあり価格も低価格な事から人気の高い「カマグラゴールド」などのED治療薬やEDジェネリック薬、精力剤を併用することで、勃起状態を強化することも可能です。併用時は必ず医師の指示に従った服用が必要ですが、相乗効果により性欲が高まるとされています。
カフェインが成分に入っているサプリメントを利用することで脂肪の燃焼を促進できるためダイエット効果が高まると言われています。ダイエット以外にもカフェインには血管を拡げる効果があるため、相乗効果で血の巡りが良くなり下半身へ流れる血も増加しますのでペニス増大にも効果が期待できます。
ヨヒンビンの副作用、その危険性とは
ヨヒンビンは催淫剤といわれていますが、その根拠については現在も不明とされています。あくまで「交感神経を抑制する成分などから、性行為を行う際の勃起力強化に期待ができる 」という認識で服用するようにしてください。また、ヨヒンビンの成分は天然の成分の中では非常に強力であるため、服用しすぎてしまうと先に紹介したように射精まで抑制してしまったり、頭痛やめまい、心拍数の上昇や吐き気などの副作用が伴う危険性もあります。
何度も言うけど、ヨヒンビンは医薬品に指定されていて服用する場合は医師の指導が必要だから、用法・用量を守って摂取しないと勃起力強化・心因性EDの改善どころかリスクを伴う可能性があるということをしっかり覚えておきなさい。
ヨヒンビンが配合されているおすすめサプリメント
- ヨヒンビン60mg配合
- プライムモンスター
- ヨヒンビン120mg配合
- メガマックスプロ、メガマックスウルトラ、VP-MAXプラス
- ヨヒンビン500mg配合
- エクステンド
- ヨヒンビン700mg配合
- ハーバルビビッド、ハーバルビリリティ
恭子さんのワンポイント
ヨヒンビンは作用の強い成分で摂取には注意が必要ですが、適量であれば男性機能を心身から改善する効果を持ち、男性だけではなく女性にもダイエット効果や媚薬効果がある上、生活習慣病の予防にも効果のある多才な成分です!
ヨヒンビンは中央アフリカにあるアカネ科の植物ヨヒンベと呼ばれる木の皮から採れるエキスのことです。主要成分として興奮状態を鎮めることで勃起状態を促進する成分があることから、勃起状態を強化することができるといわれています。また、中央アフリカではこの植物ヨヒンベから採れるエキスであるヨヒンビンは非常に強力な精力剤といわれており、即効性も高いとされています。